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今月の印象に残った言葉

日本経済新聞 2025年6月1日 朝刊

春秋 (抜粋)


 手早くたくさんの情報を得ようというSNSの時代になんなのだが、かつて多くの青年が人生の教師のように思っていた小林秀雄は全集を読めと言った(「読書について」。全集で活字の奥の「人」を深く理解する。そうすることで、本当の自分も見えてくるという。

 それしか知らない者はそれをも知らぬ、という訓言と似た意味だろう。知ることと分かることは違うという含意もある。いずれにしても、物事は深く体得しないと前に進まない。成長とは自分を乗り越えていくことだが、「ひとは自己にないものを克服することはできないのである」(田中美知太郎「青春の読書」)。

(中略)

どちらにせよ、その経験から何をつかむかというのが大事ではないだろうか。時間をかけ苦労して思い至ったことが、既にそこらの本に書かれてあったとしても、自分の頭で考えてたどりついたことには100倍の価値があるのだとショーペンハウアーが書いている。要領よくやれなくても道はあるよ、とも読める

(感想)

 自分の頭で考えること、そして行動すること。他から教えてもらうことは大切であるが自分の力で咀嚼しないと身にならないということだと思います。

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